眼科診療と当院の設備
目がかゆい
目が痛い
充血してる
目がかすむ
目がチカチカする
焦点が合いにくい
見え方がおかしい…など
目のことでお困りならご相談ください
※白内障手術を行う都合により日によって火曜日の診療が16時からとなることがあります。こちらでお知らせしますのでご確認ください。
眼鏡・コンタクトレンズの処方をご希望される方
眼鏡・コンタクトレンズの処方をする際、レンズの度数調整にお時間をいただきますので、診療時間の1時間前までに受付をお願い致しております。ご協力をお願い致します。
当院では、コンタクトレンズ処方箋のみの発行は出来ません。
当院で可能な日帰り手術
白内障
抗VEGF抗体硝子体注射(加齢黄斑変性症、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症)
翼状片
下眼瞼内反症
霰粒腫(ものもらい)
などの日帰り可能な手術を行なっております。
※小児は要相談
オルソケラトロジー 詳しくはこちら
特殊にデザインされたハードコンタクトレンズ(オルソケラトロジーレンズ)を就寝時に装用して近視を矯正する治療法です。
コンタクトをつけるのは寝ている間だけですので日中は裸眼で快適に過ごすことができます。
激しいスポーツやウォータースポーツをしていて眼鏡装用が困難な方、日中のコンタクトや眼鏡装用に抵抗がある方、などに向いています。
また、近年では、オルソケラトロジーにより近視の進行抑制が出来るのではないかという研究が海外、及び日本国内において積極的に行われています。特に欧米や中国を中心とした海外では、未成年者に対して近視進行抑制を目的として積極的に処方されるようになっており、その効果や安全性についての成果が発表されています。今後ますますオルソケラトロジー普及は進むと思われます。
ご興味、ご希望のある方はご相談ください。
学校検診・老人検診・一般検診
新学期が始まると学校検診が行われます。視力等に問題がある場合学校検診ののち学校から「眼科受診のすすめ」を配布されます。受診される際にはメガネをかけている場合はメガネをご持参ください。
老人検診にも対応致しております。
40代50代の方にも年に一度の定期検診をおすすめします。
ドライアイ
ドライアイとは涙の量の減少や質の低下により眼表面が乾燥しやすくなった状態です。
目の乾き、眼精疲労、かすみ目、ゴロゴロ感などの症状が生じます。
治療は生活スタイルの改善(部屋の加湿、コンタクト装用時間の短縮、パソコン・スマホの使用時間の短縮など)や、点眼薬、重症の場合は涙点プラグなどの治療をします。
白内障
白内障とは目の中にある水晶体という部分が濁る病気です。
最も多いのは加齢による白内障ですが、外傷や眼科手術後、アトピー性皮膚炎、ステロイド長期使用などが原因となります。
初期には眩しさやかすみを感じ、進行してくると視力低下や物が二重に見えるなどの症状が生じます。
治療は基本的に手術です。濁った水晶体を取り除き、透明な人工のレンズに置き換えます。ほとんどの方は点眼麻酔のみで手術可能で、手術時間も10分程度です。
人工レンズの度数によって、裸眼時に見たい距離を設定できますので生活スタイルの改善につなげることもできます。
緑内障
緑内障は徐々に視野が狭くなり、進行すると失明してしまうこともある病気です。
現在の日本人の失明の一番の原因であり適切な治療が必要です。
原因は眼圧が高くなることや、視神経周囲の血流低下などが考えられていますが、まだはっきりとは解明されていません。
症状は視野狭窄から始まり、狭窄が中心に及ぶと視力低下を起こします。しかし人間の目は2つあるのでお互いに欠けた視野を補い合って、かなり進行するまで気づかないことも多いです。また、狭くなった視野は治療をしても回復は難しいです。そのため検診で早期に発見することが重要です。
治療は、眼圧を下げることにより進行速度が遅くなることがわかっています。そのための点眼薬やレーザー治療、場合によっては手術などをします。
網膜疾患
網膜には糖尿病網膜症、加齢黄斑変性症、網膜剥離、黄斑前膜・円孔、網膜動脈・静脈閉塞症など様々な疾患が生じます。
症状は疾患により違いますが、飛蚊症、視力低下、視野の歪み、視野の欠損などを起こします。治療は疾患に応じて内服薬、レーザー治療、ステロイド注射、抗VEGF抗体注射、硝子体手術などをします。
結膜炎
結膜とは黒目の周りの白眼の表面とまぶたの裏のピンクの部分をいいます。
結膜炎では結膜に炎症が起き、充血、めやに、涙が出る、痒いなどの症状が生じます。
アレルギー、細菌、ウイルスなどの原因に合わせた点眼薬で治療します。
スポットビジョンスクリーナー
当院では生後6か月以降の乳幼児から成人まで、目の発達の妨げとなる斜視・近視・遠視・乱視をわずか数秒で検出することができる「スポットビジョンスクリーナー」を導入しております。
細隙灯顕微鏡
主にこの顕微鏡を使って診察を行います。
眼の表面(角膜)から眼の奥(網膜)まで観察することができます。また、ファイリングシステムを使うことにより顕微鏡で観察したものを写真に撮り、その場でお見せすることができます。白内障を写真にとることもできますので、白内障の進行度を説明したり、手術前の説明に使ったりします。
無散瞳眼底カメラ、ファイリングシステム
眼底カメラとは眼の奥(網膜)を撮影する検査機器です。当院の眼底カメラは瞳孔がひらいていなくても眼底写真を撮ることができます。もちろん、瞳孔がひらいていても撮影できます。眼底写真はモニターですぐにその場で見ることができますので、現在の状態を写真でみながら病気について説明することができます。糖尿病網膜症や眼底出血などの病気には造影剤を静脈から流し眼底写真をとります。
(蛍光眼底撮影)その結果で病気を診断したり治療が必要かどうかを判断するのですが、蛍光眼底撮影の結果もすぐにその場でお見せし、説明することができます。
眼底3次元画像解析装置(OCT)
現在の眼底診断において欠かせない装置で当院でも最新型3D-OCT(ニデック社)を使用しています。今までの眼底カメラと違い、網膜の微細な構造を短時間にかつ痛みも無く、まるで光学顕微鏡で観察しているかの如く詳細に記録することが可能です。
今注目されている視細胞の内節・外節境界(IS/OS line)や外境界膜(ELM)もはっきり写し出され、より正しい診断・治療方針の決定が可能となりました。